※物語内の「咳」「息切れ」は彼女に体調不良をアピールする様子で実際貴方は元気です
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【下記台本】
【下記台本】
おい、お前たち。彼女の手を離せ。
俺?元カレだよ。覚えていない?そう言うと思ってたよ。
付き合ってた頃よりだいぶ垢ぬけたからな。
付き合ってた頃よりだいぶ垢ぬけたからな。
見覚えが無いのもしょうがないよ。ははっ。
ほら、つべこべ言わず、お前たちはどこかに散れ!警察を呼ばれたいのか?
逃げ足の速い奴らだな。
握られていた手は怪我はしていないか?
(小声)傷は無いみたいだな。ああ、皮膚が吸いついてくる。
離したくないくらい綺麗な肌だ……
離したくないくらい綺麗な肌だ……
ぜえぜえ。(息切れ)
あ!急に手を触ってごめん。俺の手、冷たかっただろ?
けほっ。けほっ。
俺の体が全身濡れている?さっきそこの浅瀬の川にに足を滑らせたんだ。
これくらい、問題ない。
それよりこんな繁華街に居たら
また他の奴がハエのようにたかって来るかもしれない。どこかに移動しよう。
その前に、せめて名前だけは教えて欲しい?はははっ。相変わらず忘れっぽいな。
なんだかすっきりしないから、思い出すまで側に居させてくれよ?
今日は珍しく沢山酒を飲んでいるせいで、記憶が曖昧なのかもしれない?
まったく、そんなに隙を見せているから悪い輩が寄ってくるんだ。
今度から気を付けろよ?
返事がよろしい。
ぜ、ぜぇ……(酷い息切れ)うう、寒い……。
えっキミの家で体を乾かしていい?相変わらず優しいなあ。
助かるよ。じゃあお言葉に甘えて──。
助かるよ。じゃあお言葉に甘えて──。
ふぅ、風呂まで貸してくれてありがとう。
さっきコンビニで買ったパジャマもなかなか生地が滑らかで着心地がいいよ。
どうだ?酔いは冷めてきたか?
まったく、水をもっと飲め。そうすれば、酔いが冷めていくのも早いはずだ。
ん?さっき俺が川の中に落ちたのは、酔っぱらっていたわけではない。
そんなことより、大きな、あくびをして。
昨日も仕事が忙しかったんだろう?少し仮眠をとれよ?
俺は逃げも隠れもしないから、安心して俺の温かい膝で眠ると良い。
ほら、おいで。
……あまりにも素直だな。
ああ、なんて滑らかな髪なんだ。くんくん。ここも俺と同じ匂い。
頬は……まだ熱いな。耳たぶはほんのり冷たくて、気持ち良い。
俺の中にたぎる、全てが溶かされていくみたいだ……。
ん?もう寝たのか。参るな。
なあ、俺の事、いつの男と間違えて家に呼んだんだ?
……。ふっ、ふふ。
まだ膝まくらを続けたいところだが、
風邪をひかないようにベッドに行こうな?
風邪をひかないようにベッドに行こうな?
寝室は玄関に一番近い部屋だったよな。
っしょ、っと。
(深呼吸)
画面越しじゃなく、生身で寝そべっているのを見ると……。
2周りくらい小さく見えるな。
2周りくらい小さく見えるな。
なあ?俺の事、思い出せた?
記憶の中を探しても、見当たるはず、無いよな?
俺は君にとって──日常の景色にいる、顔すら覚えていない男なんだから。
でも今から、キミの彼氏になるよ。ちゅっ。
キミはいつもいろんな男に声をかけられては、喜んでいるよな?
社内でも、道端でも、駅でも──家でもよく男友達と電話してるよな。
今日はその姿にかっとなって、
どっかの店先のバケツの水をかぶって頭を冷やしたが──くくっ。
どっかの店先のバケツの水をかぶって頭を冷やしたが──くくっ。
あはは、日付が変わった。
今日から俺は、貴女の会社に入社する先輩兼(後輩に変更OK)、恋人だ。いいね?
これから足を踏み入れる、全ての部屋の邪魔者は排除して
俺たちのアフロディジアックな蜜の香りで満たそうな。
ああ、あなたの唇。初めて指でなぞるよ。
なんて小さくて、ぷっくり膨らんでいるんだ。
なんて小さくて、ぷっくり膨らんでいるんだ。
ずっとこの弾力を指で味わっていたいところだけど、
もっと俺の敏感なところで触るよ?
もっと俺の敏感なところで触るよ?
ちゅっ。ちゅっ、柔らかい……んふっ……ちゅっ……はぁはぁ……
俺のファーストキス。もらってくれてありがとう。
俺の心は、熱を浴び溶けたガラスに息を吹き込まれたみたいに
どこまでも膨らんでいくみたいで、
自分でも自分がわからなくなってしまう。
自分でも自分がわからなくなってしまう。
でも何があっても、決して割れる事はないよ。ふふ。
ほら、俺の心臓の音を感じて。
貴女への気持ちはこの世の言葉だけでは足りない──!
ふふ、笑ってる。今どんなユメを見ているんだ?
ああ、わかった。俺の夢だろ?
ちゅ。ちゅ、ちゅう(ディープキス)
貴女そのものが甘い、蜜みたい、だ……愛してる……ちゅ、ちゅう(ディープキス)
END
